加齢とともに、血管は弾力を失い血圧は上がるのは誰も避けられない。
筆者も60歳台になってから、人間ドックでの測定結果が、収縮期血圧140mmHg台、拡張期血圧90mmHg台になることもあり、日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン」による分類だと、I度高血圧に該当する。ざっくり言えば、正常血圧は、収縮期130mmHg-拡張期80mmHg以下が望ましいということだ。因みにmmHgとは管の中の水銀を押し上げる圧力の値だそうだ。
細かい基準については、例えばオムロンのHP高血圧の新基準とは|高血圧|生活習慣病ガイド|健康サポート情報|オムロン ヘルスケア (omron.co.jp)等を参考にされたい。
血圧が慢性的に高いと、動脈硬化を促進し、脳卒中や心疾患、慢性腎臓病などの重大な病気の原因になりかねず、筆者も2年ほど前から、医者に副作用は殆どないということでテルミサルタン錠テルミサルタン錠40mg「DSEP」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典 (nikkeibp.co.jp)を処方してもらい、毎日ではないが、一時飲んでおりそれなりに効果はあった。
一方、通っている整体の先生曰く、「正常血圧は100+年齢が正常、140台など全く問題ない」「学会の基準はいい加減」「降圧剤は活力をそぎ、むしろ心筋梗塞などの副作用がある」など持論を展開していた。
このあたりの真偽のほどは、医者でもない人の意見なので割り引く必要があるが、医者である和田秀樹氏和田秀樹 – Wikipediaも同様に「高血圧は加齢とともに発生する当たり前の現象、むしろ薬や食生活を制限する方がよほど問題」というようなことを著書で言っていた。また、本人も血圧が200mmHgくらいあるが放っているらしい。
さあ、では問題は筆者は今後どう対策するかということである。
結論から言えば、なるべく薬に頼らずに、自然に血管の弾力性を保ちたい、ということだと思っている。
まず、生活習慣。これはやはりまず日常的運動だ。特にウォーキング。週末のゴルフに加え、日々なるべく1日1万歩を目標に歩きたい。なおゴルフの時には何れにしても6~7万歩は歩く。また、週2、3日はジムで少しでも運動しようとしており、体重(内臓脂肪)もあと、3~4kigは落としたい。
次に、食生活。まず塩分。1日6g以下が良いらしいが、計量方法が良く分からないので、要はあまり醬油や塩を極力使わないように意識するということだろう。あるいは極力減塩醤油などどに切り替えていく。
また、食事は、まあ健康食を意識するということだ。アメリカで開発された、血圧を上げないための食事(Dietary Approaches to Stop Hypertension)「DASH食」、即ち高脂肪・高コレステロール食を控え、野菜や果物、ナッツ類、豆類、魚類、低脂肪乳製品、穀類(全粒粉のパン)などを中心とした複合食が、血圧を下げる効果があるということだ。健康に良いとされる地中海食地中海食の魅力 | 研究開発 | 日清製粉グループ (nisshin.com)も同じようなコンセプトだと理解している。
そのほかにも、トマトジュース、ゴマ麦茶なども、血圧対策に良いとのことなので、ふるさと納税も活用して定期的にゲットしようと思っている。サプリでいえば、DHA、EPA系もいわゆる血液さらさら成分効果があるので続けてみたい。
また必須ミネラルであるマグネシウムには、動脈を拡張し、血圧を降下させる作用があるということで最近注目を集めている。経口に限らず経皮吸収でも、それなりに効果があるということなので、通販でスプレータイプのようなものも試そうと思っている。
以上これから上記の対策がどういう効果があるか、数か月後に報告することを目標にまずは、続けてみたい。あまり手遅れになっていないことを祈りつつ。