4000時間
皆さんはこの本「原題 FOUR THOUZAND WEEKS Time Management for Mortals 」
邦題 「限りある時間の使い方」(著者オリバー・バークマン、かんき出版)とい本をご存知だろうか。昨年の米国・日本のベストセラーである。
僕なりに本のいいたいことを解釈すると、
「人生80歳くらいまで生きるとして要は4,000週しかない、
だからといって、時間に追われ生産性・効率性を上げようとして完璧を目指すのは間違っているよ、時間と戦うのはやめて有限性を受け入れて、ありたい自分(希望)を捨て、今ある自分を受け入れて、できることや本当にやりたいことをしっかりやっていこう」、
という、ある意味禅宗的な考えという理解だ。
言ってみれば他愛もない内容である(失礼!)
ただ、この本がベストセラーになった背景を考えると、4,000週間というのが、何年何歳より、より生活感のある感覚に訴えるからだろう。
そういう意味では、筆者もあと実質1,000週間しかないのか!と、確かに妙な焦りを覚えこの本を手に取った次第である。皆そのような漠然とした不安から、藁にもすがる思いでこのような本に救いや導きを求めるのだろう。。
無論この本の内容が間違っているとは思わないし、むしろ正しいと思う。
要はあまり肩に力を入れずに、今を受け入れ自分のやりたいことを楽しんでいこう、
ということで、異論はない。
ただし、この「死ぬまでに本当にやりたいこと」が何なのかは永遠のテーマかもしれない。
このあたりまた考察していきたい。勿論考察だけではなく、トライアル&エラー、行動が必要ですよね!
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