先般9月にアンチエイジングに重要な役割を担うオートファジーについて、書いたが、今回はオートファジーと、アンチエイジングの両輪とも言うべきサーチュイン遺伝子の活性化について、書いてみたい。
サーチュイン遺伝子は、Sirtuin(シアーチュイン)とも呼ばれ、特定のタンパク質をコードする遺伝子ファミリーで、これらのタンパク質は、エピジェネティクス(遺伝子発現の制御)や代謝、細胞のストレス応答に影響を与え、細胞の健康を維持し、寿命を延ばすと考えられている。
サーチュイン遺伝子は、SIRT1からSIRT7までの7つの主要なクラスに分類されるが、以下はそれぞれのサーチュイン遺伝子の主な役割を示しているが、特に重要な遺伝子は、1と3と6らしい。
SIRT1:細胞核でのエネルギー代謝、抗酸化作用、炎症抑制、寿命調節
SIRT2:ミトコンドリアでのエネルギー代謝、細胞分裂、運動機能
SIRT3:ミトコンドリアでのエネルギー代謝、抗酸化作用、アポトス調節
SIRT4:グルカゴン分泌調節、ミトコンドリア代謝制御
SIRT5:グルカゴン受容体の修飾、アンモニア代謝、抗酸化作用
SIRT6:ゲノム安定性維持、DNA修復、糖代謝調節
SIRT7:核内でのリボソーム生合成、RNAポリメラーゼI活性調節
ではそれぞれを活性化する食品或いはサプリは何か。
SIRT1に関しては、まずレスベラトロール、ワイン、ブルーベリー、ピーナッツに含まれており、SIRT1の活性化に関連しているとされている。また、クルクミンも有効で、ターメリックに含まれており、SIRT1の活性化をサポートする可能性があるとのこと。ではカレー食べながら、ワイン飲めば良いのかな? SIRT3に関しては、ニコチンアミドリボシド (NR)、これはビタミンB3の一種で、NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の前駆体となり、SIRT3の活性化に寄与するとされている。これは最近はやりのサプリのNMNと同義で、筆者も飲んでいる。 SIRT6に関しては、オレイン酸、オリーブオイルなどに含まれる脂肪酸で、SI活性化を助ける可能性があるらしい。
最後にオートファジーとの関係性だが、オートファジーは細胞内の老廃物や損傷した細胞構成物を分解・除去するプロセスで、細胞の健康維持に寄与している。サーチュイン遺伝子は、オートファジーを調節する一因として知られており、サーチュイン遺伝子の活性化はオートファジーの促進に寄与し、これによって細胞内の不要な物質がクリーンアップされ、細胞が健康な状態を保つことが期待されるとのことである。
因みに今回はチャットGPTに筆者がいくつか質問(プロンプト)し、それを繋ぎ合わせた安易なブログである。はっきり言ってかなり便利だし、今後いろいろ使い方次第でブラッシュアップできるかなという感想だ。